
日が長くなり、夕暮れがゆっくりと訪れる季節になると、
空がオレンジ色から群青色へと変わっていく様子は、

もう、60年も経ちます。幸せな思い出が一杯です。
小さい時から見慣れた景色、毎日同じ景色ですが、綺麗にみえます。
もう60年も、見ていることになります。早い物です。
昔、まだ子どもたちと一緒に暮らしていた頃、
そんな何気ない時間が、
子供達が進学、就職のため居なくなり、それから一人でくらしてます。
田舎の夏の夕暮れは、都会のそれとは少し違います。
買い物や病院へ行くには不便さもありますが、
父とここで農業をしようと決めていました。
ところが・・・
そんな所で父はスイカをまちの特産にするために、頑張っていたそうです。いまではすっかり名物です。そんな思いもあって、この田舎がすきで、離れようとは、思いません。よく「凄い田舎だな。」とか「不便な所だな。」といわれますが、自分が良くて住んでいるのです。聞いた話の様に見えるかも知れませんがそんな父は、10歳の時突然死んでしまったのです。その頃燕が来てたのですが、すっかり来なくなってしまいました。まるで居なくなるのを、知ってる様でした。

あの頃、もっと話せたら、もっと大人がだったら
変わり者でも、ここには、思い出が沢山あります。簡単には違う所に、行けません。
今は一人で過ごす夕暮れですが、あの頃の笑い声や温もりは、
もう、軽く親父の年齢を越してしまいました。なのになにも出来て無い自分が情けない。これからでも、近づけるように、もがいてます。
もし皆さんがこの夏、少し時間を取れるなら、
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