この頃は、朝「仏壇」に顔を出している。急に信じん深くなった訳ではない。誰も居ないから、朝仏間に行き、死んだ親父、婆さんの写真をみている。ご飯もお供えする訳でもない。10歳の時亡くなった親父、86歳まで頑張ってくれた祖母、賑やかだった生活が思い出されるからだ。この頃なぜか昔の事が懐かしく思えてならない。死期が近いのかな?
戦争中、軍が鉄を集めていて、仏壇の金属も持っていかれるところだった
祖母が話してくれた事がを、今でもおもいだす。社会科の授業で聞いた事があるけど、こんな田舎まで来たのか?こんな民家も少ない所で、集めても僅かだろう、それだけ切迫していたんだ・・・。
今の自分より若い父の写真に、複雑な思いをいつも感じながら、ご飯もお供えせず御免と謝って来た。
朝活ではないが、ルーチン化しているかも?
だれも居ないのは、切ない。自分の母親にもこんな生活をさせていたんだ。祖母が元気なうちはよかばったが、亡くなってからは、同じような生活だったに違いない。幸いまだ元気で施設で暮らしている。痴呆で余り覚えては無いが。同じような境遇の人が一緒にいれる場所があればいいなあ、時々でもいいので。
歳を取るとは、こういう事なのか?
思い出を思い出せなくなった?もはや思い出ではないけど、忘れることが多くなってる。強烈な思い出はまだまだあったはずなのに、すぐ思い出せないのがハガユイ。子供達に会うまで、ボケてなんかいられるかー!
元々は自分のパチンコ依存が原因なんだ。
だから、不満なんて無い、寂しいだけだ。こんな親父ともう一度会ってくれるか?「勝手な事、言うんじゃない。」と言われるのが怖い。でも子供達にもう一度会って、お詫びしたい。もう大丈夫だって教えたい、孫にも逢いたい。こんな「じーじ」だけど、会ってくれるかな?
今日からじーじは新しい仕事を始めるから。
まだどうなって行くかは分からないけど、子供達とママに、後親類の人達にも、迷惑かけた分返せるように、働くつもりだ。まだ分からない事で断言は控えるけど、「叔父」、「妹」にも迷惑かけて来た。
上手く行って軌道に乗れれば良いと思う。乗せなければならない。そうしたら、どんどん会ってもらいたい。気軽に遊びに来て欲しい。目指すはこんな様子なんだけど、実現するかは、「じーじ」次第!
コメント