

北海道の共和町。
名前を聞いたことがある人は少ないかもしれません。宿泊施設もなく、有名な観光スポットもほとんどありません。観光地としては、正直“弱い町”です。
けれども、その「何もない」ことこそが、都会にはない魅力なのだと思います。
道道「岩内ー洞爺線」通称ニセコパノラマラインと言われるほど、見晴らしの良いドライブコースです。トイレや売店も利用できます。
また「蘭越」や「洞爺湖」にぬけることも出来ます。足を延ばして行ってみるのも良いかもしれません。

混雑のない静けさ
ニセコや小樽、積丹の観光地は、多くの人でにぎわっています。確かに賑やかで楽しいですが、人混みに疲れてしまうこともありますよね。共和町には、その喧騒がありません。広がる畑や山々を眺めながら、静かに流れる時間を楽しむことができます。
立ち寄りながら味わえる素朴さ
共和町は、ニセコや岩内に行く途中に位置しています。道の駅や直売所では、地元で採れた新鮮な野菜が並び、観光客にとってはちょっとした寄り道スポットになります。特別に有名なものがなくても、旅の途中に「素朴な味」を感じられる場所です。
季節ごとの風景
春は畑に広がる緑、夏は真っ青な空とひまわり、秋は黄金色に染まる稲穂、冬は一面の雪景色。どの季節も、写真に収めたくなる風景が町を彩ります。
もう少しで、紅葉の季節です。変わった色合いも魅了です。
未来への期待
今はまだ観光地とは言えないかもしれません。けれども、北海道新幹線が倶知安まで延伸すれば、共和町の風景や魅力に触れる人が増えるはずです。静かで素朴なこの町に、足を止めてくれる人が少しでも増えたら…そう思いながら、私はこの町の発信を続けています。
まとめ
観光ガイドにはほとんど載らない共和町。けれども、静けさや素朴さを求める人にとっては、心を癒す特別な場所になるかもしれません。華やかさはなくても、「ここにしかない空気感」が確かにあります。
北海道では有名な「らいでん西瓜」はここで採れます。「メロン」、「とうもろこし」なども有名です。是非、一度味わって見て下さい。外国の方の訪問もあるようです。新幹線が「倶知安」に来たら、さらに増えるでしょう。
(注)この道は冬期間通行止めになります。期間などは、共和町役場にお問い合わせください。
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