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夏の田舎の夕暮れと家族の思い出

北海道の小さな町で暮らしています。
冬の暮らしや仕事のこと、日々感じた不安や出来事を、正直に書いています。
同じように地方で暮らしている方や、これからの働き方に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです

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未分類

日が長くなり、夕暮れがゆっくりと訪れる季節になると、私は田舎の夏を思い出します。人口が少なく、車の音もほとんど聞こえないこの町では、夕方になると、虫の声と風がそよぐ音だけが響きます。
空がオレンジ色から群青色へと変わっていく様子は、何度見ても心が落ち着くものです。

もう、60年も経ちます。幸せな思い出が一杯です。

小さい時から見慣れた景色、毎日同じ景色ですが、綺麗にみえます。

もう60年も、見ていることになります。早い物です。

昔、まだ子どもたちと一緒に暮らしていた頃、この時間帯になると庭で花に水をやりながら、遠くの山の稜線を眺めていました。子どもたちは縁側でスイカを食べ、種を庭に飛ばしては笑っていたものです。。
そんな何気ない時間が、今となっては何よりも懐かしい思い出です。
子供達が進学、就職のため居なくなり、それから一人でくらしてます。
田舎の夏の夕暮れは、都会のそれとは少し違います。建物に遮られずに広がる空、地平線近くまで見渡せる景色、そして風に乗って運ばれてくる草や土の匂い。どれもここならではのものです。
買い物や病院へ行くには不便さもありますが、この静けさや自然との距離感は、他の場所では味わえない贅沢だと思います。

父とここで農業をしようと決めていました。

ところが・・・

そんな所で父はスイカをまちの特産にするために、頑張っていたそうです。いまではすっかり名物です。そんな思いもあって、この田舎がすきで、離れようとは、思いません。よく「凄い田舎だな。」とか「不便な所だな。」といわれますが、自分が良くて住んでいるのです。聞いた話の様に見えるかも知れませんがそんな父は、10歳の時突然死んでしまったのです。その頃燕が来てたのですが、すっかり来なくなってしまいました。まるで居なくなるのを、知ってる様でした。

あの頃、もっと話せたら、もっと大人がだったら

変わり者でも、ここには、思い出が沢山あります。簡単には違う所に、行けません。

今は一人で過ごす夕暮れですが、あの頃の笑い声や温もりは、心の中にしっかり残っています。スマートフォンで写真を撮るようになった今、季節ごとに変わる空や風景を記録することで、離れて暮らす家族にも少しでも田舎の良さを伝えられたらと思っています。またたここで暮らす人が増え、昔位の賑わいがあれば良いなあと思ってます。そういえば地元の神社のお祭りも、やっていたなあ。

もう、軽く親父の年齢を越してしまいました。なのになにも出来て無い自分が情けない。これからでも、近づけるように、もがいてます。

もし皆さんがこの夏、少し時間を取れるなら、夕暮れ時の田舎を訪れてみてください。忙しい日常を忘れ、心がすっと軽くなる瞬間がきっと見つかるはずです。

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