
誰かがそばにいてくれる
最近、つくづく感じます。
「人は一人では生きていけない」と。
どんなに頑張っていても、助けが必要な時ってあるんですよね。
僕が今、なんとか生活を続けられているのも、
父が亡くなってから、その人には色々助けてもらっています。
仕事先までの移動に車が必要。でも、買う余裕はなかった。
公共交通も少なく、正直、どうにもならない状況でした。
そんな時、手を差し伸べてくれたのが、叔父です。
「しばらくの間、これ使え」と、自分の車を貸してくれました。
何も言わずに差し出されたその鍵が、どれだけありがたかったか。
あの瞬間、涙が出そうになりました。
いつか、この恩を返したい
この借りは、ずっと心に残っています。
すぐに返せることじゃない。
だから、今できることは、精一杯生きること。
そして、同じように困っている誰かに、
小さな優しさが、大きな力になる
もし、あの時の叔父の優しさがなければ、
僕は今も仕事に行けず、不安な日々を過ごしていたと思います。
人の力ってすごい。
たった一つの「いいよ」という言葉で、前に進める人がいる。
感謝を忘れずに、今日も進む
車を貸してくれたことだけじゃない。
それ以上に、「お前を応援してるよ」っていう気持ちが、
この場を借りて――ありがとう、叔父さん。
叔父に借りた車で、今日も働けたことに感謝
思うようにならない毎日でも…
毎日が順調に進むわけではありません。
働きたくても思うように職が見つからなかったり、
車がなければ、仕事に通うことすらできない。そんな状況の中で、
それがなければ、今の仕事も続けられなかったかもしれません。
「なんとか生活を立て直したい」
その思いを理解してくれたこと、本当にありがたくて、
小さな支えが、どれほど大きな力になるか
この車に乗るたびに思います。
――“人に助けられている自分”を。
そして、助けてもらった分、
車を返すことができる日が来たら、
今はその日を信じて、一歩ずつ、毎日を生きるだけです。
今日を無事に終えられたことが、まず一歩
まだ不安は尽きません。
仕事が安定したわけでもないし、収入だって十分とは言えません。
それでも、「今日もなんとか働けた」――その事実が、
毎朝、エンジンをかけるときに感じる心のざわつき。
それでも出発して、現場に向かう。
そうやって繋がっている日々のひとつひとつが、
いつかこの経験も、笑って話せる日が来ると信じて
つまずいた経験も、誰かの優しさも、全部きっと意味がある。
そう思えるようになったのは、叔父のように“
「ありがとう」と心から言える日が、また来るように。
「もう大丈夫だよ」と自分で言えるように。
そんな日を目指して、今は小さなことに感謝しながら、
あとがき
誰かに甘えている自分が情けないと思うこともあります。
でも、それでも前を向こうと思えるのは、ほんの少しの「助け」
いつか自分も、誰かにとっての“支え”になれるように――
今日も仕事に行ってきます。
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